今回の社員旅行の目的は、長良川河口堰の見学と桑名の蛤を食べることです。
中津川市を出発後2時間ほどで、長良川河口堰に到着しました。長良川河口堰は総工費1493億15百万円で、様々な反対運動があり無駄な公共工事の象徴として有名になり建設されたという経緯があります。

大きな構造物なので、対岸まで661mあります。さすがに誰一人として対岸まで歩いた人はいなかったです。

何やら皆で下を覗いています。何があるかと見てみたら魚道があります。

河口堰から見た魚道です。下に降りると魚道観察室があり魚の遡上を見ることができます。

移動して下で魚の遡上を見てみようと思います。


この先に観察室があるようです。

魚道観察室の入口です。

中はこんな感じになっています。少し暗く魚の遡上が観察できるようにアクリルガラスがはめ込まれています。

ここで魚が遡上している所を見ることができます。私が見たときは。小魚がほぼ途絶えることなく頻繁に遡上していました。

下の方に30cmほどの魚がいました。スズキでしょうか?
なぜかこういった魚影を見るとドキッとします。私だけですか?

初めて河口堰を見ましたが思ったより楽しめました。今日の天気予報は前日まで1日雨予報でしたが晴れて良かったです。もしかしてこの二人の晴れ男(?)のおかげかも…

移動します。
お昼ご飯は、桑名市内にある魚重楼です。

魚重楼は、桑名蛤料理の伝統を受け継ぐ網元の血統で、江戸時代より網元として桑名の蛤などの海産物の取引を行い、明治34年開業以来今日まで桑名蛤料理の伝統を守り続けてきたお店です。
桑名の蛤は日本古来種のヤマトハマグリです。
桑名周辺の海域は木曽三川(木曽川、揖斐川、長良川)と伊勢湾の海水が混じりあう汽水域です。桑名の蛤は、流れ込む河川の栄養が海の栄養と混ざり合い栄養豊富なこの汽水域で大きく、そしておいしく育つというわけです。

このハマグリは陶板焼きにします。

これは蛤酢味噌和えです。

写真ではなかなか伝わらないですが,身が大きく厚みがあります。測ってませんが長さ5cm以上、厚さは2cm以上でしょうか。またこんなにも旨味の強い蛤は初めてです。

三重方面に高速道路を走っていると大山田PAにハマグリラーメンがあるので桑名は蛤が有名なことは知っていましたが、桑名の蛤は食べたことはありませんでした。今回初めて食べましたが蛤の大きさと旨さは今まで食べた蛤とは別格でした。なので今回の食事は酒と蛤の旨さが相まって、皆沢山のお酒を頂きました。伊勢志摩サミット乾杯酒「作」があったのも飲みすぎた原因の一つでしょう。
何はともあれ事故なく無事に帰ってくることができました。皆よい気分転換ができたと思います。

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